2022/03/17 13:49



トワルドジュイ
東インド会社によって、アジアからヨーロッパにもたらされた綿などの生地を真似て、フランスのジュイで開発されたプリント生地のこと。
現代の定義は、主に18世紀頃の人物、風景画、神話、天使、植物などがモチーフとなったデザインの布、インク水墨画、2色使いのテキスタイルを言います。
マリーアントワネット
18世紀のフランス王妃。出身はウィーン。
政略結婚によって神聖ローマ帝国領土拡大の成功を治める女帝マリア・テレジア率いる、
オーストリア、ウィーン。
政略結婚の一環でマリーアントワネットもパリに嫁ぎますが、異邦人で孤独だったマリーアントワネットは、母マリア・テレジアとの書簡によって次第に強く成長し、
貴族のファッションリーダーとなっていきます。
日中は狩りなどに出かける男性と違い、退屈していた貴族の女性たちを動員して、
午後のお茶会を催し女性の交流と活性化に努め、王妃として地位を築いて行きました。
「パンがなければケーキを…」有名な悪言から想像するマリーアントワネットのイメージは、
世間知らずで傍若無人な王侯貴族の姿でしかありませんが、
事実は、国民の幸せを願い、オーストリアが相手国フランスのために何ができるかと考える志の持ち主であったこと、また、当初はパリ社交界に馴染めず受け入れられず孤独との戦いがあったこと、
それゆえかレトロな田園風景を好み、宮殿敷地内に質素な田舎風のメゾンを建て、好んでそこで過ごしたと言います。
そんなマリーアントワネットの目を引いたのが、東インド会社からもたらされたインド更紗でした。
インド更紗の人気は、フランスの伝統的な絹織物、羊毛などの産業を凌駕する程になってしまい、ついに輸入禁止となってしまいます。
やがて、情熱のあるフランス人職人が、国内品としてインド更紗の開発に成功。
それが、トワルドジュイでした。
マリーアントワネットの好きだったトワルドジュイは元々青い花柄と言われます。
現代では、マリーアントワネットの肖像柄や、多色のバリエーションが生み出されています。
不思議と柄が生きているように感じる霊的なレトロ感、そしてヨーロッパの花柄、虫や動物柄、元祖アール・ヌーヴォーのルーツとしても歴史的価値を感じさせ、大手ブランドも手がけていることから世界中で人気があります。
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